現在、高知県立文学館では大正時代のオシャレで洗練された本の装幀・印刷物・デザインの数々を楽しめる展覧会を開催中!
夏目漱石や吉井勇の本を装幀した橋口五葉(はしぐち・ごよう)をはじめ、日本で最初のグラフィックデザイナーといわれる杉浦非水(すぎうら・ひすい)など、約603点の資料を展示して皆さまをお迎えしています。
個人的に好きな展示は、小林かいちの絵封筒の数々です。
封筒なので一枚一枚は小さなサイズですが、そこに描かれているイラストは物語のワンシーンのよう。
パソコンのない時代、感性を武器にひたすら「良いデザイン」を追求していった大正時代のクリエイター達の豊かな仕事の数々をぜひご覧ください。
また、大正つながりで四万十町大正浪漫実行委員会の皆さんにご協力いただいたフォトスポットも必見です!
大正時代の美しい着物やひな人形も展示してくださり、企画展を華やかに盛り上げてくれています。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
「花咲くモダンデザイン~大正イマジュリィの世界~」は6月15日(日)まで開催!
これからクイズや工作イベントなど多彩な関連イベントもありますのでぜひお越しください。
(福)