四月から文学館で働くことになりました。文学とは程遠いところで働いてきましたので、 文学のかほりが漂う職場にやや戦慄していますが、少しでも高知の文学を知っていただくお手伝いが出来ればと思います。よろしくお願い致します。
今年の二十四節気では、4月20日から5月4日までが穀雨となります。穀雨は、春の雨によって植物が育つ種まきに適した季節、昔から農作業の目安ともされてきました。
穀雨から立夏までは、毎年の花粉症もようやく落ち着き、マスクを外した顔に当たる風も大変すがすがしいです。高知ですと早日傘が必須になってきますね。
青葉がまぶしい当館では、現在『花咲くモダンデザイン~大正イマジュリィの世界~』を開催中です。この時代のデザインは今でも全く色褪せず、女子が可愛い!と思うツボを心得ています。大正時代の女学生もお小遣いで、ポチ袋とか便箋とか買っていたに違いありません。そして大事にしすぎて、使わないまま引き出しの奥に眠らせていたことと思います! これから、GWを皮切りにイベントもございますので、ぜひぜひお越しください。
イマジュリィの小さい「ィ」に文学のかほりを感じるのは私だけでしょうか?(以)