昨年も出場した「イーハトーブ花巻ハーフマラソン」に参加してきました。
奥羽路は桜前線真っただ中。
遠くに雪を冠した山々が見える一方で、桜のほかにモクレンやスイセンなどの花々が、一気に春が命を爆発させていました。
イーハトーブの生命力にあふれた景色の中をヨロヨロと駆け抜けてきました。
高知県でレッドリストに載っているカタクリの花も見てきました。カタクリは春の一時だけ地上に姿を現す「スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)」と呼ばれる春植物で、四国地方だと山地に見られるのですが、東北では人家を少し離れたところにほほ笑むように咲いていました。なんとも清らかな場所です。
車で通ってしまうと、ほとんど気がつかないのですが、歩く速さで気がつくこともたくさんあって、むしろその速さが人間にとっての「定規」のようなものなのかもしれない、と思いました。(走っていると、それどころではないですが・・・・・・)あるく速さで見つけられるものや心栄えに気をつけて一年を過ごしたいと思います。
GW期間限定で、現在開催中の「没後20年 司馬遼太郎展-21世紀“未来の街角”で」クイズイベントを開催します。全問正解者には抽選で司馬遼太郎記念館グッズが当たります。ぜひ皆様でお越しください。
(眞)