今年も、高知の夏を彩るよさこい祭りが終わった。過ぎゆく8月を惜しむかのように、心なしか街の蝉の声もトーンダウンして聞こえる。
現在開催中の企画展は、絵本作家の長谷川義史展
絵筆を使ったダイナミックな筆致と、大阪出身ならではのユーモアあふれる言葉で、子ども達が日頃感じている小さな感情や喜び、迷い、疑問が丁寧に描き出されている。
今回の企画展のキーワードは「いいから いいから」~世界を平和にする本気のあいことば~至言だ。
8月は私にとって「命の輝きと祈りの月」
今、館内では、家族連れを中心に、小さな子どもたちの姿が数多く見受けられる。子どもたちの元気で明るい声を聞くと、「幸せだな。平和っていいな。」としみじみ思う。
(展覧会の見学に来て下さった小高坂第二放課後児童クラブの皆さん)
すべてのものへの温かいまなざしを通して描かれる、笑いと静かな感動あふれる長谷川義史ワールドをぜひご覧下さい。