高知県立文学館が開館して20年を、いよいよ来月11月2日に迎えることとなりました。
平成9年11月2日に、旧郷土文化会館の建物をリニューアルして、高知県ゆかりの作家を顕彰し県民の皆さまに文学に対する理解と教養を深めるお手伝いをするため、そして郷土出身の偉大な科学者であり文学者でもあった寺田寅彦の業績を顕彰する「寺田寅彦記念室」を併設する、高知県立文学館として一般公開を開始し誕生しました。
その前日(11/1)には、内覧会と開館記念式展が華やかに行なわれ、文学館の門出のお祝いが催されたそうです。
20周年の記念イベントは、11月3日が「文化の日」で祝日でもあることから、11月3日(金・祝)~5日(日)の3日間開催を予定しています。
県民の皆さまに育てられた感謝の気持ちをどのように表して、皆さまに楽しんでいただくか職員一同が知恵を出し合い、計画をしてきましたお祝いのイベントですので、ぜひ多くの皆さまのご来館・ご来場をお待ちしています。詳しいイベント内容は、HPの”文学館まつり”でご案内しておりますので、よろしくお願いいたします。
私は今回は、文学館プレミアムツアーの「マニアックツアー」を担当することとなり、現在その準備・資料集めの追い込みをかけています。文学館の建物だけでなく、所在する場所(高知城域・藤並の森)の歴史等を含めてご案内をしようと策を練っておりますので、ぜひお楽しみにお出で下さい。
11月3日と5日には、茶室「慶雲庵」を普段利用されているお茶会の皆さまのご協力も得て、お茶接待(企画展を観覧していただいた方が対象)も準備していますので、ゆったりと楽しい1日を文学館でお過ごし下さい。職員一同皆さまのご来館をお待ちしております。
(副)