今年もあと1週間を切りました。
毎年この時期になると思うことは、今年も一年が“あっ!”という間に終わってしまったな~と感じることです。若いころには月日の経つのが遅く感じられましたが、最近は歳を重ねたせいか本当に一年が早く過ぎていきます。
現在開催中の企画展「酒と文学展~『土佐日記』から吉田類まで~」で紹介されている『居酒屋・成吉思汗(とんちゃん:現在閉店)』には、私も若い頃から足繁く通った思い出があり、先代の店長や若店長(今や私よりお歳がいかれてますが・・)とも顔なじみで、楽しくお酒を飲ませていただいていました。
先日、その若店長のY氏がこの企画展を知り、観覧にご来館いただいて本当に久しぶりにお会いでき、昔懐かしい思い出話しをしながら、お互いに「歳とると年月の経つのが早いね~。お互いに若かったにね~。」と話しが弾みました。
文学館も県民の皆様に支えられながら「あっ!」という間に今年開館20年を迎え、年月の流れの速さに感慨深いものがあります。まだまだ文学館は「やっと二十歳」、社会で言えば大人の仲間入りをしたばかりの歳です。今後とも皆様に愛される「文学館」を目指して職員一同で努力・研鑽を積んみ、今まで以上に皆様が当館にご来館いただき楽しんでいただけるような、企画展・常設展等をご提供いたしたいと思いますので、今後ともなお一層のご支援をよろしくお願いいたします。
さて、ミュージアム・ショップでは、当館オリジナル・グッズ「素焼ニャン」を来年の干支にちなみ「素焼ワン(豆柴バージョン)」に変身させてみました。年末・年始にご家族で色づけをして、あなたのオリジナル「素焼ワン」をお楽しみください。1個400円(税込)ですので、お手軽に楽しんでいただけることと思います。
年末にあたり今年のご愛顧に感謝し、また皆様方がより良い新年をお迎えできることをお祈りしながら、年末のご挨拶とさせていただきます。
(副)