ラヒラヒラ
桜吹雪が ふりしきり
なぜだか ぼくは知っている
水の底には もうひとつの
不思議な世界が あることを
だれに聞いたか わすれたけれど
そこの名前は アベコベア
出かけるのなら 三日月の夜
行きたいかどうか 分からないけど
ぼくは ゆっくり 舟をこぐ
桜はいつしか 雪になり
チウノンヤダに ふりそそぐ
『ダヤンのアベコベアの月』より
風に舞う桜吹雪に愛おしさを感じる昨今ですが、みなさまには、いかがお過ごしでしょうか。
4月を迎え、新しい環境の中へ、第一歩を踏み出された方も多いことでしょう。
文学館は、新しい仲間を迎えて、21年目を歩み出しました。
ところで、平成30年度、最初の企画展は、4月7日(土)から開催される「ダヤン、高知へ!池田あきこ原画展-タシルの街とフォーンの森ー」です。
ダヤンは、池田あきこさんが創りだした不思議な世界「わちふぃーるど」で活躍する、可愛い猫です。しっぽの先が真っ白!
ダヤンの絵を見ると「我が家の猫と一緒」と飼っている愛猫と重なる方も多いのではないでしょうか?
4月7日には、池田あきこさんのギャラリートークやサイン会を行います。ギャラリートークは、10時30分と14時の2回。サイン会は11時と14時30分の2回です。
詳しくは、当ホームページのイベントをご覧ください。
そして、今回の展覧会では、とっても素敵なグッズを取りそろえました。なんと700種類。ご覧になるだけでも、とても楽しいですよ。
文学館は、これからも皆様に親しんでいただける館を目指して頑張ります。
どうぞ、宜しくお願いいたします。(津)