高知県立文学館

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文学館ニュース
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【紹介】その他(古典)

2021.03.16
  • その他(古典)

土佐の文学の起点は、一つは土佐に流された石上乙麻呂(いそのかみおとまろ)の漢詩集「銜悲藻(かんぴそう)」(散逸、現存する日本最古の漢詩集『懐風藻(かいふうそう)』に数首掲載)、もう一つは佐伯真魚(のちの空海)の出家宣言の書『三教指帰(さんごうしいき)』です。初期の土佐の文学は紀貫之の『土佐日記』も含め土佐人の手になるものではなく、室町時代の五山文学の登場を待たねばなりませんでした。
その後『元親記』『土佐軍記』『吉良物語』などの軍記物語が出る一方で、南村梅軒に始まるとされる南学朱子学の流れを引いて漢詩や歌が詠まれました。

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