仕事柄、古い雑誌や新聞をよく手に取ります。
そこでつい気になるのが、ユニークなデザインやキャッチコピーが躍る広告欄。
何やらあやしげな商品、こんな昔からあったのかと驚くロングセラー商品、手書き文字の味わいなどなど、時代を超えて見る者の目をひきつけてやみません。広告はその当時の流行や風俗をよく伝え、掲載された文学作品の時代背景を知る上でも、なかなか見逃せないものがあります。
ただいま開催中の企画展「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」へようこその会場にも、写真の「猫目アメ」など、ポスターやブリキ看板風の広告がいっぱい。
キョロキョロと楽しんでいると、子どもの頃よく食べ、よく飲んだ県民のソウルフードの広告が!
まさかの演出におおっ!っとテンションが上がりました。
というわけで、銭天堂展、すみずみまで凝ったつくりとなっております。
現役のちびっ子、かつてのちびっ子、幸運のどなたさまも会場のどこかにグッとくるポイントがきっとあるはず。ぜひお越しください。(露)