高知市生まれ。絵本作家。独自に日本画の技法を学びながら、絵本を発表。細かな書き込みがなされた絵本は、何度読んでも楽しいと評価される。

1947（昭和22） 高知市に生まれる。

1965（昭和40） 中央大学商学部入学。

1967（昭和42） イラストレーターを志し、セツ・モードセミナーに入学。

1969（昭和44） 絵本作家の田島征三と出会い、強い影響を受ける。

1974（昭和49） 最初の絵本『くずのはやまのきつね』（文・大友康夫）を刊行。

1979（昭和54） 郷土高知の日曜市を描いた絵本『にちよういち』を刊行、翌年79年度児童福祉文化賞受賞。

1985（昭和60） 『絵で見る日本の歴史』を刊行、第８回絵本にっぽん大賞受賞。

1995（平成7） 『絵で読む広島の原爆』（文・那須正幹）を刊行、翌年第43回産経児童出版文化賞受賞。

1999（平成11） 『がたごと　がたごと』（文・内田麟太郎）を刊行、翌年第５回日本絵本賞受賞。

2017（平成29） 神奈川の文化の向上発展に尽力した功績により、第66回神奈川文化賞受賞。

＜おもな著作＞
『にちよういち』
『やこうれっしゃ』
『絵で見る日本の歴史』
『絵で読む広島の原爆』（文・那須正幹）
『たたたん　たたたん』（文・内田麟太郎）