高知県生まれ。作家。郵便局勤務のかたわら作家活動を行なう。デビュー作『四万十川ーあつよしの夏』は1991(平成3)年に映画化された。四万十川や郵便屋という、自らの経験に深く根差した物語は、読者の心に響いてくる。
1950(昭和25) 高知県幡多郡西土佐村(現・四万十市)に生まれる。 |
1969(昭和44) 高校卒業後、神奈川県の郵便局に入局。 |
1987(昭和62) 「四万十川-あつよしの夏」で、第24回文藝賞受賞。翌年、『四万十川-あつよしの夏』刊行。以降、シリーズ化。 |
1989(平成元) 『四万十川-あつよしの夏』で、第4回坪田譲治文学賞受賞。 |
1990(平成2) 国鉄分割・民営化を背景にした小説『飢餓船』を刊行。 |
1991(平成3) 『四万十川-あつよしの夏』を原作とした恩地日出夫監督による映画「四万十川」で、第4回東京国際映画祭にて最優秀芸術貢献賞受賞。 |
1992(平成4) 自らの勤務経験をもとにした『郵便屋』を刊行。 |
1996(平成8) 『四万十川・第6部-こころの中を川が流れる』刊行、「四万十川」シリーズ完結。 |
2001(平成13) 絵本『ぼくの子そだて』(絵・鈴木まもる)刊行。 |
2013(平成25) 『四万十川のひかり』刊行。 |
<おもな著作>
「四万十川」シリーズ
『飢餓船』
『郵便屋』
「母の四万十川」シリーズ
『ぼくの子そだて』(絵・鈴木まもる)