徳島県生まれ、少女期を中村(現・四万十市)で過ごす。作家。高校生のときに「魚のように」で作家デビュー。児童文学から純文学まで、幅広い分野で活躍。昔話の再話などにも積極的に取り組んでいる。
1974(昭和49) 徳島県に生まれる。 |
1976(昭和51) 高知県中村市(現・四万十市)へ移り住む。 |
1991(平成3) 高知県立中村高等学校に在学中、小説「魚のように」で第2回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、作家デビュー。 |
1992(平成4) 筑波大学に進学、民俗学を学ぶ。 |
2005(平成17) 『祈祷師の娘』が第52回産経児童出版文化賞推薦を受賞。 |
2012(平成24) 『きみはいい子』出版、翌年第28回坪田譲治文学賞を受賞。2015年映画化、第37回モスクワ国際映画祭・コンペティション部門でNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞。 |
2014(平成26) 高知県立文学館企画展「中脇初枝展~ちゃあちゃんの里帰り~」開催。 |
2016(平成28) 四万十川流域に伝わる昔話を再話した『ちゃあちゃんのむかしばなし』出版、翌年第64回産経児童出版文化賞 JR賞受賞。 |
<おもな著作>
小説『魚のように』
『祈祷師の娘』
『きみはいい子』
『わたしをみつけて』
『みなそこ』
『世界の果てのこどもたち』
『神の島のこどもたち』(『神に守られた島』『神の島のこどもたち』を加筆修正し文庫化)
「涼月」(すずつき)
絵本『こりゃまてまて』
『つるかめつるかめ』
昔話『女の子の昔話』
『ちゃあちゃんのむかしばなし』
<おもな資料>
「みなそこ」ゲラ