高知県生まれ。作家。「匠千暁」シリーズ、「神麻嗣子(かんおみつぎこ)の超能力事件簿」シリーズ、「腕貫探偵」シリーズなどのシリーズものも多く、本格ミステリーとSFを融合させた独自の作品世界を中心に、多彩な作風で次々と話題作を発表する。
1960(昭和35) 高知県に生まれる。 |
米国エカード大学創作法専修卒業。帰国後、高知大学の助手や高校の講師をつとめるかたわら推理小説を執筆。 |
1990(平成2) 「聯殺(れんさつ)」が第1回鮎川哲也賞候補作となる。受賞は逃すが、招待された受賞パーティーで島田荘司と出会い、仕事を辞めて執筆活動に入る。 |
1995(平成7) 『解体諸因』でデビュー。のちシリーズ化。 |
1996(平成8) 『七回死んだ男』が第49回日本推理作家協会賞(長編部門)候補作となる。 |
2002(平成14) 『両性具有迷宮』で第2回Sense of Gender賞(国内部門)特別賞受賞。 |
2008(平成20) 高知を舞台とした作品『スナッチ』を刊行。 |
2014(平成26) 「恋文」が第67回日本推理作家協会賞(短編部門)候補作となる。 |
2016(平成28) 絶版等で入手困難な文庫作品、約100作の中からTSUTAYAスタッフが「今、本当にオススメしたい文庫」を選んで復刊する「復刊プロデュース文庫」第4弾として、『方舟は冬の国へ』が選ばれる。 |
2020(令和2) 『夢魔の牢獄』刊行。 |
<おもな著作>
『七回死んだ男』
『黄金色(きんいろ)の祈り』
『依存』(「匠千暁」シリーズ)
『両性具有迷宮』(「森奈津子」シリーズ)
『方舟は冬の国へ』
『腕貫探偵』(「腕貫探偵」シリーズ)
『スナッチ』
『赤い糸の呻き』(短編「お弁当ぐるぐる」は「ぬいぐるみ警部補」シリーズ)
『悪魔を憐れむ』(「匠千暁」シリーズ)