高知県南国市生まれ。作家。40代から本格的に小説を書き始め、志水節と呼ばれる鮮烈な文体と巧みなプロットで多くの読者を魅了。現代小説から時代小説まで幅広く手がける。
1936(昭和11) 高知県南国市に生まれる。本名・川村光暁。 高知市立高知商業高校卒業。公務員の傍ら、高知文学学校研究科三期生として創作活動を続ける。 |
1963(昭和38) 出版社勤務のため上京。その後フリーライターとなり、40代で本格的に小説を書き始める。 |
1981(昭和56) 『飢えて狼』で小説家としてデビュー。 |
1984(昭和59) 『裂けて海峡』で第2回日本冒険小説協会賞優秀賞受賞。 |
1986(昭和61) 『背いて故郷』で第4回日本冒険小説協会大賞・第39回日本推理作家協会賞受賞。 |
1990(平成2) 『行きずりの街』で第9回日本冒険小説協会大賞受賞。 |
1995(平成7) 『いまひとたびの』で第13回日本冒険小説協会大賞短編部門大賞受賞。 |
2001(平成13) 『きのうの空』で第14回柴田錬三郎賞受賞。 |
2007(平成19) 初の時代小説『青に候』を上梓。 |
2010(平成22) 『行きずりの街』が映画化。 『新蔵唐行き』など、近年は時代小説を執筆。 |
<おもな著作>
小説『裂けて海峡』
『行きずりの街』
『青に候』
『つばくろ越え』(蓬莱屋帳外控シリーズ)
『疾れ、新蔵』
エッセイ集『道草ばかりしてきた』
→外部リンク:志水辰夫公式ホームページ
<志水辰夫めもらんだむ> http://www9.plala.or.jp/shimizu-tatsuo/