高知市生まれ。国学者・歌人。土佐で歌作に勤しむとともに『万葉集』を軸に古代文化の究明に生涯を捧げた。没後、明治天皇のご下賜金で『万葉集古義』を発行。彼の皇朝学・復古思想は、武市瑞山ら土佐勤王党の原動力となった。 1
四万十市生まれ。ジャーナリスト、思想家。秋水の号は師・中江兆民の命名。上京し黒岩涙香創刊の「万朝報」の論説記者になったが、非戦論を唱え退社。平民社をおこし反戦思想と社会主義思想の普及に努めた。大逆事件で処刑。 1871(
高知市生まれ。思想家。フランスへ留学し、パリ・リヨンで民主主義思想の感化を受ける。ルソーの著書を『民約訳解』で日本に紹介し、自由民権運動の理論的指導者として、「東洋のルソー」と称された。 1847(弘化4) 高知市の土
【本の情報】 初出:「土陽新聞」1883(明治16)年1月24日~9月27日連載。 うち3月30日(第53回)の翌日から紫瀾入獄のため休載。7月10日より再開するも掲載は不定期に。全68回。 絵は山崎年信(
【原文】勤則不匱 【訓読】勤むれば則ち匱(とぼ)しからず 【大意】努力さえすれば乏しくなることはない 【解説】 植木枝盛の書を扁額にしたもので、当館の寄託資料です。 「勤則不匱」は孔子の編と伝えられる歴史書『春秋』の注釈