寺田寅彦は、子どものころから絵が好きでした。伯父が東京の土産に水彩絵の具を買ってくれた時には、嬉しくて幾晩も枕元に置いていたそうです。 特に熱心だったのは大正7年から12年頃で、胃潰瘍を患い療養していた大正9年に油絵を始
【葉書表】 仙臺市道場小路 六番地桜井内 若尾庄吾殿 東京根岸 子規 【葉書裏】 見事なる大梨 ありかたく候 ザボンより大き な梨をもらひ けり 【解説】 この資料は、若尾瀾水が様々な有名人の筆墨を収集した
【解説】 草稿には「天誅」というタイトルが記されていますが、内容は同名の短編ではなく、長編『天誅組』の一節です。 『天誅組』は、土佐藩を脱藩した吉村虎太郎をはじめとする攘夷派浪士らの天誅組を書いた作品で、「産経新聞」朝刊
【本の情報】 単行本:1948(昭和23)年6月小山書店刊 収録作品:「林檎汁」(昭和14年9月)/「明月記」(昭和17年10月)/「非歌」(昭和15年12月、昭和16年4月)/「命の家」(昭和19年5月)/「晩春日記」
【本について】 初出:「群像」1947(昭和22)年2月 単行本:大日本雄弁会講談社より1947(昭和22)年11月に刊行 【あらすじ】 歴史上実在した人物である桑名古庵を主人公とし、その生涯を創作を交えて書いた歴史小説