高知県立文学館開館20周年 特別企画 没後20年 司馬遼太郎展ー21世紀“未来の街角”で
司馬さんに あう。本に あう。
2017.04.01 - 2017.05.25
観覧料: 500円(常設展含む)高校生以下は無料
日本人とは、日本の国とは何か、と考え続けた作家、司馬遼太郎が72歳で亡くなって今年で21年、その遺された多くの作品は今なお読みつがれています。
この企画展は、それらの作品を通して、司馬遼太郎のメッセージを感じ取ることのできる空間、「未来の街角」を高知県立文学館に創り出します。
次代を担うこどもたちに遺した『二十一世紀に生きる君たちへ』に通じる街角です。ここに来ればまさに「司馬さんに会える、作品に出会える」ことができるでしょう。
名誉高知県人でもある司馬遼太郎にとって高知はことのほか関連が深く、『竜馬がゆく』『坂の上の雲』などの作品のほか、高知を題材にした『功名が辻』『酔って候』『夏草の賦』などの小説も多くあります。
これらの小説から、あるいは『この国のかたち』『街道をゆく』などのエッセイや紀行などの作品、自筆原稿、初出誌、関連する歴史史料、さらに直木賞受賞作『梟の城』を執筆した小さな文机などの展示物が多くの伝言を、会場にあふれる言葉とともに発信します。