【本の情報】 初出:「自由新聞」に1882(明治15)年8月12日~翌年2月8日まで全97回連載。のち続編を「仏蘭西太平記 自由の凱歌続編」と題して「東雲新聞」に1888(明治21)年10月14日~12月9日の間掲載。続
安芸市生まれ。ジャーナリスト、翻訳家、小説家。新聞記者の後「万朝報(よろずちょうほう)」を発刊。「巌窟王」「噫(ああ)無情」などの翻訳小説を連載。圧倒的な人気を得て、当時の文壇に脅威を与えた。探偵小説の祖、大衆文芸の先駆
【本の情報】 講談社より2020年8月に刊行。カバー装画・五十嵐大介 『神に守られた島』(2018年7月 講談社)、『神の島のこどもたち』(2019年1月 講談社)を加筆修正して文庫化 【あらすじ】 第二次世界大戦末期、
高知県南国市生まれ。作家。40代から本格的に小説を書き始め、志水節と呼ばれる鮮烈な文体と巧みなプロットで多くの読者を魅了。現代小説から時代小説まで幅広く手がける。 1936(昭和11) 高知県南国市に生まれる。本名・川村
寺田寅彦は、子どものころから絵が好きでした。伯父が東京の土産に水彩絵の具を買ってくれた時には、嬉しくて幾晩も枕元に置いていたそうです。 特に熱心だったのは大正7年から12年頃で、胃潰瘍を患い療養していた大正9年に油絵を始