香美郡岸本村(現・香南市香我美町)生まれ。土佐の近代詩確立の中心的詩人。生前唯一の詩集『瀧』が国内詩壇に高い評価を受ける。人生の深奥に迫る深い思索と、緊張感のある格調の高い詩が特徴である。<おもな著作>『瀧』『山河』
香美郡前浜村(現・南国市)生まれ。俳人。会社勤めの傍ら、子規門下として日本派を鼓吹し、土佐近代俳句の先駆となった俳壇の中心人物である。 1870(明治3) 香美郡前浜村(現・南国市)に生まれる。 1894(明治27)
高知市生まれ。詩人。翻訳家。ロマン・ロランの自由な魂にふれ、第二次世界大戦中には知識人として反戦の姿勢を貫く。独仏文学の翻訳と共に音楽、美術に優れた評論を書き、インドやキリスト教に対する宗教的洞察も深い。 1898(明治
高知市生まれ。詩人。「生ける銃架」「間島パルチザンの歌」などの反戦詩を発表。これらの詩は、日本プロレタリア詩の記念碑的作品として、高く評価されている。獄中病を得、26歳という若さで死去。 1912(明治45) 高知市廿代
高知県生まれ。詩人。青年期に作家ロマン・ロラン、詩人マルセル・マルチネらと親交を結ぶ。帰高後は詩作とパステル画にうちこむ傍ら、詩壇の選者として後進の育成に尽力。芸術家、人道主義者として精神の高みを求め清雅に生きた。 18