土佐文学さんぽ
517円(税込)
目次
高知市エリア 31 忿怒に就いて-島崎曙海-
1 藤村との交わり-馬場孤蝶- 32 心いやすふるさとの川 -島崎曙海の山田堰-
2 『数奇伝 』をめぐって-田岡嶺雲- 33 舟入川沿いの兼山終焉地碑 -田岡典夫の「野中兼山」-
3 江ノ口川沿いの文学 -寺田寅彦- 34 遍路道の渡し -宮尾しげをの画と文の旅-
4 文学碑のならぶ公園 -槇村浩詩碑など- 35 韮生野の往事寸景-浜本浩の「軍鶏」-
5 民権文学に生きた男 -坂崎紫瀾- 36 土佐のカルメン -浜本 浩-
6 文学青春の碑 -馬場孤蝶と島崎藤村- 37 再生を期して -吉井 勇-
7 風土を刻んだ随筆 -川村源七「教育へんろ」など- 38 吉井勇の韮生の里 -吉井 勇-
8 日本近代詩のさきがけ -植木枝盛の「自由詞林」- 39 かつての物部川上流 -倉橋潤一郎-
9 一年半は悠久である -中江篤介- 40 土佐日記 -紀 貫之-
10 土佐再発見の旅 -田中貢太郎の「土佐山海経」- 41 ふるさとの山 -ロマン・ロラン訳者 宮本正清-
11 大津北浦の光景 -高橋幸雄のふるさと- 42 大正期の高知巡礼の日々 -高群逸枝の「娘巡礼記」-
12 国分川から浦戸へ -紀貫之の船出-
北部(嶺北地域)エリア
13 『日本怪談全集』序より -田中貢太郎- 43 吉野川ふるさと残像 -大原富枝-
14 浦戸湾今昔 -「海辺の光景」安岡章太郎など- 44 風を呑む男 -小砂丘忠義-
15 桂浜の酒供養碑 -大町桂月と田中貢太郎- 45 吉野川沿い川口集落 -田中貢太郎のかけだし時代-
16 浦戸湾の巡航船 -「港の漁民」佐野順一郎- 46 桂月資料館を訪ねて -大町桂月-
17 恋愛は社会進歩の源なり -女性解放論者・田岡嶺雲-
西部(仁淀川流域・高幡・幡多)エリア
18 荒倉峠の怪 -浜本浩の「犬」- 47 仁淀川の川舟 -中野武彦のふるさと原像-
19 「櫻」 -田中英光- 48 手箱山・越裏門のあめご釣り -森下雨村-
20 高知市北山仏瀬越え -桂井和雄の民俗と文学- 49 山・水・人のよろしさ -池川町の山頭火句碑-
21 碁石一握りほどの集落 -田中英光父のふるさと- 50 「猿猴 川に死す」 -森下雨村-
東部(室戸・安芸・香美地域・南国)エリア 51 戦前の土佐の光景 -小川正子「小島の春」-
22 くじらの里 東海岸 -山本一力「くじら組」など- 52 「過ぎゆきの歌」 -上林 暁-
23 萬朝報「発刊の辞」-黒岩涙香- 53 「波の音」 -タカクラ・テル-
24 時代を読んだ新聞王 -「噫無情」の黒岩涙香- 54 タカクラ・テルのふるさと -タカクラ・テル-
25 詩碑をめぐって -岡本弥太- 55 詩集『日本海流』 -大江満雄-
26 日の光青くはてなく -岡本弥太の詩碑- 56 秋水絶筆(刑死二日前) -幸徳秋水-
27 「流離譚」の里 -安岡章太郎- 57 四万十川ほとりの「昭和」 -笹山久三のふるさと-
28 炎天エレジー -立仙啓一- 58 四万十川のほとり -大江満雄詩碑-
29 詩集『肉體』 -川島豊敏- 59 北見志保子
30 紺屋のある光景 -川島豊敏のふるさと通り- 60「足摺岬」 -田宮虎彦-
備考
A5版 137ページ