松本清張展 ―清張文学との新たな邂逅―
1,331円(税込)
目次
Ⅰ 思索と創作の城
◎絶筆(「神々の乱心」「江戸綺談 甲州霊獄党」)
<座談会>松本清張と菊池寛(再録)井上ひさし・平岡敏夫・山田有策
Ⅱ 小倉時代の松本清張──<作家誕生まで>
仮構された前半生─松本清張の小倉時代 小林慎也
清張文学の土壌(大正期)
少年時代
給仕時代
印刷所時代
朝日新聞社時代
歯車のネジ─<社員>松本清張
家長として─松本清張のもう一つの<素顔>
泥砂の中─<旅人>清張
軍隊時代─衛生兵体験と朝鮮体験
<作家誕生>─芥川賞受賞前後
◎こころを通わせた人びとと
◇松本清張とその時代─松本清張年譜
Ⅲ 清張文学の世界─旺盛な探究心とたゆまぬ挑戦─
「点と線」
松本清張「点と線」 赤塚正幸
◎清張小説の魅力と映像化
「火の路」
<対談>清張古代史の現在を再検証する(再録) 門脇禎二・森浩一
◎歴史・時代小説の醍醐味
『日本の黒い霧』
『日本の黒い霧』はなぜ書かれたか 藤井忠俊
◇松本清張主要作品系統図
松本清張の精神を受け継ぐ記念館─松本清張記念館十年の歩み
主な展示資料一覧
備考
A4版 128ページ